乙女の休日

外で食事をするのも何だからと言って彼と初めて部屋で過ごす約束をした。

冷えた空気を遮るようにマスクを付けたら急いでいるように見られないように、ひとつひとつ、ゆっくりと階段を下りる。

冬の冷たい雨は夜のうちに通り過ぎて、木の葉の浮いた水たまりに青空が反射していた。

みんなが忙しく通り過ぎるその街角で青いシャツを着た彼が微笑んでいた。私は彼の隣まで駆け寄った。

外へ出ても、部屋の中でも、私は、心にターコイズ・ブルーの煌めきを持った乙女でありたい。

帽子・バック・アクセサリー。絵画・沢山の美しい器。

静岡伊勢丹8階・プロモーションスペース で、12月9日(水)から14日(月)まで、一品更屋企画の展示会「乙女の休日ー恋はターコイズ・ブルーの煌めきー」が開催されます。

参加作家

小野穰 陶器
安藤夕紀子 陶器
tefhat 帽子
kico アクセサリー
Atelier Seisen バッグ・小物
Kogsw 絵画

順不同・敬称略


展示概要

 タイトル :乙女の休日ー恋はターコイズ・ブルーの煌めきー
 日時 :2020年12月9日(水)-14日(月)
 場所 :静岡伊勢丹 8階 プロモーションスペース
    静岡県静岡市葵区呉服町1-7
 企画 :一品更屋


2020年 20×20展

静岡伊勢丹7階・ウェルネスパーク GOOD TEA LAB. the SHOP では、10月28日(水)から11月10日(火)までの2週間、一品更屋企画の展示会「2020年 20×20展」が開催されます。

この展示会では、2020年に顕在化した新しい生活様式「ニューノーマル」な生活において、家で過ごす時間が増えていることを受け、お茶が持っている役割も変化し「ニューノーマルなお茶」へと進化しつつあることを体感いただくことを狙っています。

私たちが考えるニューノーマルなお茶 は、 茶道、煎茶、中国茶、台湾茶、紅茶などの垣根を取り払った「家で楽しむお茶」です。今回は全国の作家、20名に参加いただき、それぞれ「お茶に関する道具」を20点ずつ制作いただきます。家で楽しむ多様なお茶を、それぞれの作家の表現を通し、様々な視点から体感いただけます。

参加作家

青人窯
音喜多美歩
中平美彦
原田譲
二川修
森田みほ

飯高幸作
小野穰
林彩子
フじイまさよ
マルヤマウエア
山﨑美和

上田浩一
久野輝幸
原田奈央
藤村佳澄
三浦愛子

17名・順不同・敬称略

+公募作家3名


展示概要

 タイトル :2020年 20×20展
 日時 :2020年10月28日(水)-11月10日(火)
 場所 :静岡伊勢丹 7階 ウェルネスパーク GOOD TEA LAB. the SHOP
    静岡県静岡市葵区呉服町1-7 / 電話054-273-4663
 主催 :GOOD TEA LAB.
 ホームページ : GOODTEALAB.JP
 メールアドレス : info@goodtealab.jp


イベント 「ニューノーマル茶会」

2020年 20×20展では、特別企画として Tea Songs 石橋章子が亭主を務める茶会を開催いたします。

外出をできるだけ避け、家の中で過ごす時間を増やす、いわゆるニューノーマルな生活が浸透する中、お茶の楽しみ方も変化しています。

ジャンルにこだわらず、道具に縛られず、自分スタイルで飲むお茶、それがニューノーマルなお茶です。

この「ニューノーマル茶会」では、お客様に好きな道具を選んでいただき、その道具に合わせて亭主がお茶を淹れる・点てるという、ゲスト・ジェネレイテッドなお茶会を実施します。石橋章子の変幻自在なお茶捌きをご堪能ください。

お茶会で選べる道具は今回の「2020年 20×20展」参加作家の作品20点。気になっている作家の道具を実際に使えるチャンスでもあります。

また、お菓子も20種類からお客様が選ぶことができるなど、ゲストが自ら作り上げることができる、ニューノーマル時代の新しいお茶会を体験いただけます。

開催日時・受付

10/31土 11/1日 11/4水 11/7土 11/8日
11:00-12:00 14:00-16:00
2020年 20×20展 会場受付

茶室

宙庵(そらあん):創房 荻須

菓子・お茶受け

和ピクルス専門店 こうのもの
檸檬とラクダ
おやつ作家 日々
低糖質おやつとコーヒー Locco

茶人

TEASONGS : 石橋章子

GOOD TEA LAB. 発足・展示イベント開催のお知らせ

良質なお茶を研究し、その情報を発信する研究所が発足

GOOD TEA LAB. 発足・展示イベント開催のお知らせ

 

一品更屋は、静岡伊勢丹、TEASONGSと共に、良質なお茶を研究し、その情報を発信する研究所 GOOD TEA LAB. を発足することになりましたので、お知らせいたします。「淹れて飲む」から「買って飲む」に変わったお茶を、新しい視点で見直し、健康や生活に活かすための活動をして参ります。また8/19(水)より静岡伊勢丹で展示会も開催いたします。

暮らしの中心に再びお茶を

かつて日本人の暮らしや家族の中心には急須がありお茶がありました。くつろぎやだんらん、もてなしなど、生活に潤いを与える豊かな時間はお茶と一緒にあったと言っても過言ではありません。ペットボトルでいつでも手軽にお茶を飲めることは、便利になった一面、そのような豊かな時間を持つ余裕が失われたとも言え、また茶文化が失われつつあるとも言えます。

私たちGOOD TEA LAB. のブランドコンセプトは「GOOD TASTE, GOOD FOR HEALTH, MAKE GOOD LIFE」です。良いお茶とは、美味しいだけではなく健康維持に役立ち、生活に潤いをもたらすものであると考えます。私たちはGOOD TEA LAB. の活動を通し、暮らしの中心に再度お茶を位置付けることにより、現代人に必要な余裕を再び取り戻すことを目指します。それにより、茶葉の生産者や器の作家など、お茶文化に関わる産業自体の活性化と茶文化の再生を試みます。

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ネットと静岡伊勢丹、現場をつなぐ

GOOD TEA LAB.の活動拠点は、ネットと静岡伊勢丹、生産農家や器作家などの現場の3つです。

場所を選ばず情報発信ができるネット上ではホームページのブログをはじめ、ツイッターやインスタグラムを使い最新情報を発信します。イベントのお知らせや生産地・生産者・作家紹介、お茶の淹れ方や全国のお茶カフェ紹介など、役立つ情報もお届けします。

お茶の町、静岡の中心地にある静岡伊勢丹では、7階ウェルネスパークの一部がGOOD TEA LAB. の情報発信基地+店舗になります。お茶に関する情報やオススメの茶葉・お菓子、お茶を飲むための器、お茶関連の書籍まで、お茶にまつわるモノを購入できます。抹茶カフェも併設し、その場でお茶も楽しめます。

また、茶葉の生産地・生産者とネットワークを築き、共にさまざまな企画を行うことで情報発信を行います。茶文化を担う作家との交流も行い、現場から茶文化の発展につなげます。

静岡伊勢丹で第1回の企画展、お家を楽しむ提案

8月19日(水)から9月8日(火)までの3週間、静岡伊勢丹7階・ウェルネスパークでは、GOOD TEA LAB. 主催の第1回展示会「冷茶を楽しむ 真夏のグッド・ティー・パーティー」が開催されます。この展示会では夏のイベントに出かける代わりに家で良いお茶を存分に楽しむ「グッド・ティー・パーティー」を提案。冷えた緑茶にフルーツタルトを合わせたり、色とりどりのキレイな器を揃えたりと、家時間をより自由に楽しむ工夫をご紹介いたします。また、今回の展示会場はGOOD TEA LAB. の情報発信基地として、引き続き常設展示場となります。

展示概要

タイトル :冷茶を楽しむ 真夏のグッド・ティー・パーティー
日時 :2020年8月19日(水)-9月8日(火)
場所 :静岡伊勢丹 7階 ウェルネスパーク GOOD TEA LAB.
静岡県静岡市葵区呉服町1-7/電話054-273-4663
主催 :GOOD TEA LAB.
  ホームページ : GOODTEALAB.JP
メールアドレス : info@goodtealab.jp

 

Tea Ceremony for Athletes. 小堀宗翔 アスリート茶会の世界

一品更屋は、2019年3月6日(水)から19日(火)まで、銀座三越7階ジャパンエディションで開催される、遠州流茶道・小堀宗翔さんの展示「Tea Ceremony for Athletes. 小堀宗翔 アスリート茶会の世界」に企画協力いたします。

世界規模のスポーツの祭典が注目される中、より高いパフォーマンスを行うためのメンタルトレーニングとして、茶道の持つ精神性が注目されています。特に遠州流をはじめとする武家茶は武道とのつながりも深く、肉体をコントロールするための心の鍛錬として、日本の歴史の中でも重要な役割を担ってきました。現代ではマインドフルネスという考えの元、アスリートのパフォーマンス向上のために、トレーニングの一環として茶道が取り入れられることも増えています。

ラクロスの元日本代表でもあり、社会人クラブチーム「ミストラル」で現役選手としても活躍する小堀宗翔は、自身の代表経験生かして、ライフワークとして「アスリート茶会」を催し、スポーツ選手のマインドフルネスへの茶道の有効性を広めてきました。

今回の展示では、小堀宗翔の考えるアスリート茶会の世界を、様々な茶道具や茶菓子を通してご紹介いたします。また、小堀宗翔が選んだ茶道具も取り揃えます。日常的にスポーツを楽しまれている方や日々仕事に追われ心が休まらないと考えている皆様、茶道の考えを取り入れたリラクゼーションタイムを生活に取り入れてみませんか?

 

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参加作家

青嶋利陶

伊藤友

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大小田万侑子

大小田万侑子

小野穣

小野穣

加倉井英昭

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久野輝幸

久野輝幸

鈴木涼子

高取春慶

谷村丹後

つちやまり

中澤結美子

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山田翔太

山田翔太

山本美文

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コラボレーション企業

FLOW

JOJO2

Folium From TAKARAZUKA

フォリウムフロリスタカラヅカ

丸久小山園

山田松香木店

 


小堀宗匠(こぼりそうしょう)

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茶道遠州流。

平成元年、遠州茶道宗家13世小堀宗実家元の次女として生まれる。大学卒業後、父、宗実家元の内弟子とし修行を経て、平成28年宗翔の茶名を授かり、学生への茶道指導、外国人向け茶道体験など、様々な分野で茶道の普及に尽力。

一方で、大学よりラクロスを始め、2013年に日本代表としてカナダワールドカップに出場。現在は、社会人クラブチーム「ミストラル」で現役選手として活躍。自身の代表経験生かし、日本サッカー協会アカデミー生への講習、アスリート茶会などを催し、国内外を問わず若者を中心に文化とスポーツの普及に尽力。親しみやすいキャラクターで若手女性茶道家として各界より注目を浴びている。

Instagram : kobori.sosho


 

展示概要

展示タイトル : Tea Ceremony for Athletes. 小堀宗翔 アスリート茶会の世界
日時 : 2019 年3月 6 日(水) – 19 日(火)
場所 : 銀座三越 7 階 ジャパンエディション 《MITATE スタイル》
東京都中央区銀座 4-6-16
協力 :一品更屋

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小野穣 招福の猪目茶碗展

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一品更屋は、2018年12月26日(水)から2019年1月15日(火)まで、銀座三越7階ジャパンエディションで陶芸家・小野穣氏のハート形の茶碗「猪目茶碗」を特集した展示会を開催いたします。

「猪目」とは、日本では古来から使われて来た、西洋の「ハート型」に似た図柄です。その名のとおり猪(いのしし)の目の形に由来しており、魔よけや福を招くとして、伝統的な日本建築には必ずといって良いほど取り入れられてきた図象です。

陶芸家・小野穣さんは、この「猪目」の形を大胆にも茶道具に取り入れ、今までに無い、新しい魅力的を持った茶碗を生み出しました。それが「猪目茶碗」です。

「猪目茶碗」は、ハート型に見えるその愛くるしい造形もあり、茶道を嗜む女性はもとより、海外の目利きの方々にも求められ流など、大変人気の作品となっています。今回は、この「猪目茶碗」の新作に加え、本展のために特別に作られる作品や、コラボレーション作品など、ここでしか観られない作品も勢揃いいたします。

平成が終り、亥年(いのししどし)を迎える2019年。新しい、区切りの年を猪由来の目出度い器で迎える。皆様の招福を祈る、縁起の良い展示会となります。

 

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展示内容

本展示では、小野穣氏の新作猪目茶碗の展示・販売に加え、特別企画も実施いたします。

新作茶碗

人気のカラフルな猪目茶碗に加え、伝統的な陶芸手法を用いた格式ある新作猪目茶碗も発表いたします。

 

 

コラボレーション茶碗

人気の書道家・イラストレーターが絵付を行った、コラボレーション猪目茶碗を展示・販売いたします。

しまだたかひろ

ポートレートしまだたかひろ

杉田廣貴

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根本知

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ハシグチリンタロウ

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宮村弦

ポートレート宮村弦

百田千峰

ポートレート百田千峰

山本尚志

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  ©️ Hisashi Yamamoto, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

 

猪目茶碗スターター福袋

小野穣作の猪目茶碗を中心に、お抹茶を気軽に楽しむために必要な道具を組み合わせた、猪目茶碗スターターキットを、年明けから販売いたします。

猪目茶碗と一緒に使う茶道具

猪目茶碗と併せて使いたい、正月を彩る魅力的な茶道具を取り揃え、展示・販売いたします。

久野輝幸

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藤原奈津江

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山政小山園

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同時開催・亥年を迎える干支置物と器展

本展に併せて、亥年を迎えるための干支置物と器の展示もいたします。

星川あすか

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引続き情報公開をお楽しみにお待ちください。

一JYU一SAI 新しい一汁一菜の器

一品更屋は、2018年4月11日(水)- 24日(火)まで、伊勢丹新宿本店5階ダイニング・キッチンにて、一汁一菜をテーマにした展示会を開催します。

ご飯などの主食に汁もの一品、おかず一品という、忙しい現代人の生活に合ったシンプルでヘルシーな構成の食事を、一品更屋らしくアレンジし、彩り豊かな器と共に「新しい一汁一菜」としてご提案いたします。

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求められるのは、新しい一汁一菜

現代の家庭の中には、和だけではなく洋や中華まで、様々な食材やレシピが普及しています。器も、和の噐だけではなく、洋食器がキッチン棚で幅を取っており、家庭の食卓も必ずしも和風がスタンダードではなくなっているのではないでしょうか。

一汁一菜というと質素な和食が思い浮かぶはずですが、家で憩いとなる毎日の食卓ということを考えると、形に縛られずにもっと楽しめる、もう一歩進んだ新しい一汁一菜が求められているのではないでしょうか。

一品更屋が発信する一汁一菜は、料理だけでなく、器も自由。新しい発想で、新しい一汁一菜を考えなおしてみる。それがこの展示会です。

  • All in 一Bon
     お盆に三つの器でコンパクトに楽しむ一汁一菜。
  • 二Don Power
     丼と具沢山汁物で、食べ盛りの一汁一菜。
  • 三Wan Chaji
     ご飯茶碗、汁椀、抹茶茶碗の三碗でお手軽茶事を楽しむ。
  • Classic 四
     長皿に焼魚、昔ながらの一汁一菜。
  • 一Bowl一Plate
     1プレートにオカズを一まとめ。ベジタブルスープを併せて。

参加作家

  • 宇田令奈
  • 内田裕太
  • 遠藤薫
  • 遠藤素子
  • 折居ゆか
  • 加賀雅之
  • シモヤユミコ
  • つちやまり
  • 直井真奈美
  • 中平美彦
  • 林彩子
  • フじイまさよ
  • 眞砂 眞砂子
  • 森田みほ
  • 山﨑美和

料理研究家が提案する一汁一菜を実際に食べてみる、スペシャル・イベントも開催!

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inacoya 春の一汁一菜

一汁一菜を現代的に捉え、和洋折衷の食材を使って、形に縛られず、かんたんで気負いなく作ることができる『一JYU一SAI』をご提案します。
一汁は春野菜をたっぷり使ったとろみ汁です。蓮根でとろみをつけます。栄養たっぷり、春の味覚を存分にお楽しみください。

■開催日:4月11日(水)11:30~/2:30~(各回約90分)
■講師:出張料理家 稲中寛子
■料金:お一人さま 3,780円(税込)
■人数:各回先着6名さま 電話にて予約受付中です。
※受講の際のお席は1名ずつ抽選とさせていただきます。
※抽選は、受講開始の30分前に先着で受付させていただきますので、予めご了承ください。
■予約・お問い合わせ :
新宿店本館5階=キッチンダイニング/キッチンスタジオ
直通03(3225)2641

■当日メニュー
・鶏と春野菜のとろみ汁
・クレソンとしいたけの白和え、カシューナッツ添え
・たことセロリとオリーブのまぜご飯
・いちご大福

■使用する器具
・<ル・クルーゼ>ココットロンド

■講師プロフィール
大学卒業後、キッチン周りの布物制作を手がけたことをきっかけに料理の道へ進む。在学中から料理家に師事。アシスタント時からセレクトショップ等での出張料理を重ね、現在は個人宅のプライベートシェフ、また出張料理家として、幅広く活動。「食べることは、生きること」を大切に、楽しい食卓を提案中。

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常備&作り置き食材で作るイタリア風一汁一菜

家に常備されているパスタや残り物の赤ワイン、時間のある時に仕込んでおける食材でさっと作れるイタリア風一汁一菜。

■開催日:4月18日(水)11:30~/2:30~(各回約90分)
■講師:出張料理人 岸本恵理子
■料金:お一人さま 5,400円(税込)
■人数:各回先着6名さま 電話にて予約受付中です。
※受講の際のお席は1名ずつ抽選とさせていただきます。
※抽選は、受講開始の30分前に先着で受付させていただきますので、予めご了承ください。
■予約・お問い合わせ :
新宿店本館5階=キッチンダイニング/キッチンスタジオ
直通03(3225)2641

■当日メニュー
・赤ワインとローズマリーのペペロンチーノパスタ
・アブルッツォ風レバー入りサルシッチャと青菜の蒸し煮

■講師プロフィール
広告代理店に勤務する傍ら、葉山の海の家で料理を手伝ううちに料理への熱が高まり渡伊。3年間イタリアの様々な地方の郷土料理を学ぶ。帰国後、お客様の喜ぶ顔を見ながら料理をしたい、との想いから出張料理人に。イタリア家庭料理他、自らの体験した記憶に残る味わいを、個人宅やイベントへの出張で振る舞う。

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展示会名  :  一JYU一SAI 新しい一汁一菜の器
展示期間  : 2018年4月11日- 4月24日
展示会場  : 伊勢丹新宿店本館5階 ダイニング・キッチン

MARUNOUCHI NODATE CLASS 2018

2018年 4月13日(金)、20日(金)、5月11日(金)、19日(土)、6月2日(土)、8日(金)、9日(土)、22日(金)
大手門タワー・JXビル1F 「3×3 Lab Futureサロン」

気軽に楽しむ
丸の内野点クラス

〜オリジナルの野点茶碗を作ろう!〜

 

一品更屋は、昨年に引続き、丸の内朝大学春学期「丸の内 野点クラス」の講師を務めることになりました。好評だった昨年を受け、今年は日数を4日から8日に増加、さらに自分のオリジナル野点茶碗を作る陶芸体験などフィールドワークも充実しています。

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授業内容のご紹介

“お茶” って難しいものだと思い込んでいませんか。 このクラスでは、茶道未経験者でも野点(野外でお茶を点てること)の楽しさを実感する事ができます。 今回は愛知県瀬戸市の陶芸家の工房を訪ね、茶碗を作る体験も実施します。 自分好みのオリジナル茶碗で、自由に野点を楽しんでみましょう。 クラスでは、簡単なお茶の点て方、野点を楽しむコツだけではなく、茶室見学などを通して、 茶の湯(ちゃのゆ)の歴史に触れる機会をご用意しています。

講師 一品更屋 (尾木原暁子・更屋蔦左衛門) 
日程 全8回 (60分) 金曜日 7:15-8:15
場所 大手門タワー・JXビル1F 「3×3 Lab Future サロン」
学費等
 学費:42,000円(税込)
 事務手数料:1,350円(税込)
 合計金額 43,350円(税込)
定員 35名

詳細・受講の申込受付はこちらから

 

キレイサヴィ・クチュール 小堀宗翔の視点

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一品更屋は、2018年3月7日(水)から3月20日(火)まで、銀座三越7階ジャパンエディションで開催される、遠州流茶道・小堀宗翔さんの展示「キレイサヴィ・クチュール 小堀宗翔の視点」に企画協力いたします。

今回の展示は、小堀宗翔が自分の眼で選別した品々を扱うブランド「KIREISAVY Choix de Sosho」の発表をかねた、初の店舗展開イベントです。遠州流茶道の美意識である「綺麗さび」をテーマに、遠州茶道宗家に育った小堀宗翔さんの感性で「現代の綺麗さび」としてチョイスされた茶道具や、オリジナルのライフスタイル・グッズ を「キレイサヴィ・クチュール」として展示します。

茶道=和風と捉えられることが多い中、現代女性でも違和感なく生活に取り入れられる「綺麗さび」な品々を紹介し、現代に生きる「綺麗さび」の価値と、「綺麗さびな生き方」「綺麗さびなライフスタイル」を提案いたします。

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展示内容

今回の展示会では、小堀宗翔の美意識を5つの視点で捉え、それぞれのコーナーを設け展示を行います。遠州流所縁の窯元も出展されるなど、茶道の歴史と現代性の両面から楽しめます。

1. 7 Choix    7人の茶道具

「綺麗さび」の美意識を持った次世代の茶道具作家、7 人を紹介いたします。

志戸呂焼 青嶋利陶
井川信斎
美濃  柴田一佐衛門
尾高焼楽山窯 茂朱駕洛窯 清水久嗣
高取焼 高取春慶
朝日焼 十六世 松林豊斎
根来琢三

氏名五十音順

 

2. Tea room in a BOX     箱の中の茶室

小堀宗翔が考案した、一つの箱の中に茶室の要素を詰めこんだ茶道具セットを紹介い たします。型染の手法を使い、自分好みのデザインが選べます。茶箱に入れることができる茶筌や、KIREISAVYオリジナルの菓子皿、お干菓子も準備しており、ギフトとしても魅力的です。

井川信斎
谷村丹後
中澤結美子
株式会社 榛原

氏名・会社名五十音順

お菓子イメージ

3. KIREISAVY of Modern Ceramist    現代作家の綺麗さび

現代の人気陶芸作家に、「綺麗さび」の視点で茶道具を作っていただきます。

飯高幸作
遠藤素子
大前悟
小野穣
久野輝幸
神野泰子
沼田智也
松本かおる
箕浦徹哉

氏名五十音順

 

4. On-demand CHACAN    オンデマンド茶缶

抹茶の茶缶に、型紙技法でデザインしたシールを自分の好みで貼る事ができる、新感覚の抹茶を紹介いたします。ひと手間加えたギフトとしても喜ばれます。

中澤結美子

 

5. MITATE & DESIGN    見立てとデザイン

茶道と現在のデザインを組み合わせた新たな茶道具をご紹介いたします。

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イベント

3月7日(水)18:00 オープニングトーク
3月9日(金)13:00  14:00  15:00  16:00  小堀宗翔 呈茶(参加費2,160円)
3月17日(土)13:00  14:00  15:00  16:00  小堀宗翔 呈茶(参加費2,160円)
呈茶は事前予約受付中  銀座三越:03-3562-1111(大代表)


小堀宗翔プロフィール

遠州流茶道教授。
ラクロス元日本代表。
440 年の伝統を受け継ぐ遠州茶道宗家 13 世 小堀宗実家元の次女として生まれる。学習院大学時代からラクロスを始め、2013 年ワールドカップに出場する。大学卒業後は家元の内弟子として修業に入り、講師や講演活動のほか、アスリート茶会などの新たな試みながら、文化とスポーツの普及に努める。

Instagram : kobori.sosho


概要

展示タイトル : キレイサヴィ・クチュール 小堀宗翔の視点
日時 : 2018 年3月 7 日(水)-20 日(火)
場所 : 銀座三越 7 階 ジャパンエディション 《MITATE スタイル》
東京都中央区銀座 4-6-16
協力 :一品更屋

KIREISAVY Choix de Sosho

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一品更屋は、遠州流茶道 小堀宗翔(こぼりそうしょう)が監修する「綺麗さびなライフスタイル」を提案するブランド「KIREISAVY Choix de Sosho(キレイサヴィ ソワ・デュ・ソウショウ)」の立ち上げに協力することとなりました。

国外での活動も多い小堀宗翔の感性で、現代のライフスタイルに合わせて歴史ある茶道を再表現。遠州茶道宗家に育った小堀宗翔ならではの視点が活きた「キレイサヴィ」な品々をご紹介いたします。

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ステートメント : BEAUTY, HEALTHY & TEA 日本橋三越 展示に向けて

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Statement

抹茶が日本に伝来した際は薬として紹介された。今から800年前のことである。

宗より抹茶の点茶法を携えて帰国した禅僧、栄西が、喫茶の効能を「喫茶養生記」として書物にまとめ、将軍 源実朝に献上している。茶は長寿の薬とされ、病気の治療、健康維持のためには喫茶が有効であるとされていた。その後、茶の栽培が広がると、抹茶は庶民の間でも養生の仙薬として広がり、寺社仏閣の前には点茶を行う茶屋が並ぶようになった。

現在、日本人にとっての茶は当たり前のものになり、ペットボトルと自動販売機でどこでも買えるようになったが、当時の感覚ではあくまでも健康維持のために飲むものであり、今でいう健康食品・健康飲料的な扱いだったということが分かる。やがて、村田珠光らにより禅の教えとの一体化が進むと、抹茶は健康飲料としてだけではなく、茶を点て飲む行為も含め、心身の機能を充実する触媒として利用されるようになり、千利休に至って、美を表現する芸術として完成する。茶の湯には健康から始まり、美に至るという歴史があったのである。

現代の欧米で、面白い現象が起きている。800年前の日本と同じように、抹茶が健康食品・健康飲料として人気となっているのである。欧米における抹茶はアサイーやチアシードと同じようなスーパーフードとして根付きつつあり、健康維持のために、飲み物としてだけではなく、様々な食べ物にも取り入れられている。抹茶ドリンク専門のカフェもオープンが続いている。

私は、欧米のこの流れが進み、やがて精神性と美が加わり、全く新しい茶の湯が生まれると想像する。日本で起きた変化と同様、数百年をかけて、茶の湯を軸とした一つの文化が形成されると考える。茶の湯を大成した国、日本に暮らす我々は、欧米のこの流れをいち早く日本の茶の湯に取り入れ、新たな茶の湯の形を模索しておくべきだと考える。例えば、懐石の一汁三菜に、欧米の健康食を当てはめてみてはどうか。実験レベルのことでも良い。覚悟を持って挑戦することでのみ、芸術の進化は起きるのである。

失敗するか、成功するかは、分からない。ここで実験した新たな茶の湯は、日本が作り上げ、守って来た文脈とやがて統合され、世界的な茶の湯の文脈が誕生すると考える。それは、西洋のアートとは別の、自らの行為と体験、そして精神の充実までを含んだ、新たな美の鼓動を刻み始めるのである。

2017年8月8日 一品更屋