凛緩茶湯 ⇔ 諏訪


室町時代に流行した婆紗羅な茶道「淋汗茶湯(りんかんちゃのゆ)」。

真夏に風呂に入って汗を流し、湯上りにお抹茶を楽しみ、宴会で大騒ぎをするというこのイベントを、

現代に蘇らせたのが「凛緩茶湯」です。


「凛緩茶湯」は、現代茶湯を追及する「一品更屋」と、弛緩の美学と湯を通した対話を追求する

「YUDO(湯道)」が共同し、2011年8月に浅草で初開催され、大きな反響を呼びました。

風呂・お抹茶という2つの「お湯」を媒介として、参加者が互いに距離を縮めて語り合うことで、

穏やかで親密な関係をつくり、参加者同士の新しい繋がりが出来たと思います。


今回は、温泉、美味しい水、旨い日本酒と豊かな食材が揃う、歴史ある地域、諏訪で、

地域全体を使い、その魅力を存分に味わいながら、「凛緩茶湯」を開催します。

諏訪地域から20人、東京・首都圏から20人の参加者を募集し、相互の文化交流を行います。


古くから聖地とされてきた諏訪の文化と東京の最先端の文化を混ぜ合わせ、

未来への新たな繋がりを作る、新しい文化交流イベントとして

「凛緩茶湯 諏訪 深世界共同浴情」を始めます。


イベントと展示会


「凛緩茶湯 諏訪 深世界共同浴情」では、1..諏訪の歴史と文化体験、2.共同浴場で凛緩茶湯、

3.諏訪大酒器展、の3つのイベント・展示会で構成されています。







ミシャグジは縄文時代からの神である自然神で、樹木や石に降りてくる精霊的存在。男根状の石棒を御神体としていることが多いそうです。この地の御頭御社宮司総社(おんとうみしゃぐじそうしゃ)は、諏訪大社ができる遥か昔からこの地にある土着の神で、諏訪地方のミシャグジ信仰の中心地でもあります。 (1日目)





縄文時代から「洩矢(もりや)の神」と呼ばれ、諏訪のミシャグジ信仰の祭祀を司ってきた、守矢一族の資料館。建物は藤森照信氏の設計。諏訪の中心的な祭祀である「御頭祭(おんとうさい)」の再現などが展示されています。 (1日目)




諏訪に製糸業を起こした片倉財閥の2代目、片倉兼太郎氏が、地域住民の厚生と社交のために1928年に造った洋風温泉施設。深さ1.1メートルの千人風呂が有名で、国の重要文化財に指定されています。 (1日目)




武甕槌命(たけみかづちのみこと)が、出雲を支配していた大国主命に国譲りを迫った際に、大国主の長男である建御名方命(たけみなかたのみこと)がこれに反発しましたが、武甕槌命に破れ国を追われました。建御名方命が逃れて住み着いたのが諏訪であり、ここに諏訪大社が出来たとされています。

1日目は諏訪大社の上社 前宮・本宮にお参りし、本宮 では特別にお祓いをしていただきます。また、お祓いの後には、神職の方に直接境内の案内をしていただきます。 (1日目)





前日に引き続き諏訪大社の下社 春宮・秋宮を見学します。今回は雰囲気の良い秘密の場所で、「のたべ」体験をしていただきます。

「のたべ」とは、現代茶湯 一品更屋が考案した、懐石料理も一緒に楽しむ野点のことです。2010年春、葉山御用邸の小磯の鼻で初めて実施され、今回が2回目となります。皆で弁当を食べた後、茶道 小堀遠州流 小堀芙由子さんによるお点前をいただきます。 (2日目)







諏訪大社秋宮周辺の中山道街道沿いは、古くから宿場町として栄え、現在でも多くの温泉宿が立ち並んでおり、古い建築が残る温泉街を形成しています。その中でも共同浴場の数は10軒と多く、町の人々の交流の場ともなっています。

今回はこの10軒の共同浴場を「湯道」の舞台とし、それぞれの参加者の皆様に思い思いの共同浴場を楽しんでいただき、裸で交流を深めていただきます。 (1日目・夜)

※ 混浴はありません。全て男女別です。




茶人 小堀芙由子    お茶碗 伊勢貴俊  詳細はこちら >>>




料理 フルタヨウコ / 宮坂公美    日本酒 宮坂醸造株式会社 「真澄」
ゲストレクチャー 宮坂醸造株式会社 代表取締役社長 宮坂直孝  詳細はこちら >>>




参加アーティスト 中村哲也/パラダイス山元/中村ケンゴ  詳細はこちら >>>








出品作家

新学 (伊賀)/近藤正彦 (備前)/栗谷昌克 (益子)/水垣千悦 (東京)/篠原希 (信楽)
/保井可愛 (信楽)/井上公之 (唐津)/坂田勝利 (唐津)/竹花正弘 (唐津)/福田和祐 (唐津)/矢野直人 (唐津)/山崎伸悟 (唐津)/土屋由起子 (唐津)/徳永栄二郎 (唐津)/西隆行 (唐津)/舛田剛 (唐津)/安永頼正 (唐津)/吉永サダム (唐津)/小杉隆治 (唐津)/松本かおる (東京)/大森ゆひ (東京・ガラス)

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